Treatment
培養上清液の治療
各種分化細胞の培養上清液
iPS細胞/各種分化細胞の培養上清液に
含まれる因子
再生医療及び再生美療に活用できる因子
iPS細胞、褐色脂肪細胞、樹状細胞 等
培養液(細胞培養上清液)によって、治療(静注・経鼻・舌下への投与)や美療(化粧品)に活用できます。
つまり、自分自身の細胞から得られた細胞培養上清液で自分自身への医療を行ったり、オリジナルの美療製品が作製できます。
- <1> 自身の細胞から作製されているため、免疫拒絶が起こりにくい。
- <2> 親細胞(iPS細胞培養上清液の場合はiPS細胞)と同様な性質・挙動を保有する。
- <3> iPS細胞や褐色脂肪細胞、樹状細胞を取り扱う場合は、薬機法ないし再生医療等安全性確保法(安確法)に則り、厚生労働省の承認及び安確法に準拠し、使用するが、細胞上清液は医師法に則り自由診療が可能である。
- <4> 親細胞と比較して、安定性が高く保存しやすい。
- <5> 取り扱いが簡単である。
- ◯ 抗炎症
- ◯ 免疫調整
- ◯ 抗老化
- ◯ 抗肥満
- ◯ 肌のターンオーバーの促進
- ◯ 毛髪に対する好影響
- ◯ シワ、たるみの改善
- ◯ くすみ防止
- ◯ 美白
培養上清液の活用
「褐色脂肪細胞」
褐色脂肪細胞とは?
褐色脂肪細胞は体温調節にかかわる脂肪細胞です。効率的に脂肪を燃焼し、エネルギーを産生することができ、内臓脂肪を燃焼させ、体を温める役割を持ちます。
褐色脂肪細胞と糖尿病
一般的に糖尿病の人は血糖値が下がりにくく、正常な人よりも高い血糖値を維持しやすい傾向にあります。褐色脂肪細胞には体内の血糖値を下げる働きがあり、活性化することで血糖値の調整が促進され、糖尿病の予防や治療に役立つことが期待されています。
培養上清液の活用
「樹状細胞」
樹状細胞とがん細胞
がん細胞は免疫系からの攻撃を逃れるために、樹状細胞の活動を抑制することがあります。樹状細胞の機能が低下すると、免疫系からの攻撃を受けにくくなり、がん細胞の増殖や転移を促進することになります。一方で正常な樹状細胞が増殖し、がん細胞を攻撃することができれば、がんの克服に役立つことが期待されています。
がん免疫療法
現在、「がん細胞の抗原を認識するように改変した樹状細胞を増殖させ、再び体内に注入する」という樹状細胞を用いた治療方法が開発されています。がん細胞を攻撃する免疫力を強化することができるため、がん治療の有望な方法の1つとして注目されています。
樹状細胞とは?
樹状細胞は免疫系の中で活躍する細胞で『体内に侵入した異物や細菌などを認識』し、それに対して免疫反応を起こす細胞です。
iPS細胞を使用した
再生医療事例
事例① <がん免疫療法>
NKT細胞は強力な免疫反応増強作用を有し、がん細胞を直接的に攻撃する働きを持つリンパ球の一種ですが、老化やがんに罹患するとNKT細胞の機能が低下します(免疫力が弱くなる)。そこで、iPS細胞から新しいNKT細胞を作製することで高い活性を持つNKT細胞(初期化)ができ、がんを攻撃することができるようになります。
事例② <心不全>
心臓のポンプ機能が低下し血液の循環が悪くなることで様々な症状がでる疾患
事例③ <加齢黄斑変性症>
老化に伴い、眼の中の網膜というカメラのフィルムにあたる膜の中心に出血やむくみをきたし、視力が低下し、日本でも失明原因の第4位となっている。
培養上清液治療
- ■ iPS細胞作製の採血時に費用が未払いの場合、及びお客様から医療機関における受診(問診、採血等)の取り消しがあった場合は、申し込みは無効となります。
- ■ 当該医療を受ける方が採血不可能な状態で提携医療機関に来院し、採血ができないなど当該医療の内容を履行できない場合は、申込は無効となります。
- ■ 申し込む場合には、申込書および同意文書に署名していただきます。同意したあとでも理由に関係なくいつでも中止することができますので、担当医師及びクリニカル・リサーチ・コーディネーター(CRC)にご相談ください。
- ■ 申し込み取り消しは同意後であった場合でも、いつでも中止することができます。中止しても不利益を受けることはありません。ただし中止を申し出るタイミングによっては、費用が発生する場合があります。
目的に応じて培養上清液の投与部位、投与方法、投与スケジュールを定期的な診察により、随時担当医師と相談しながら行います。
iPS細胞培養上清液、褐色脂肪培養上清液によるリバースエイジング医療の選択が可能です。
自費診療であり、健康保険やその他の制度に基づく医療費補助の適応はありません。
この費用の内訳は、別紙にて規定された費用に沿ってお支払いただきます。