ご自身の血液からiPS細胞を作製・加工し、
品質評価を行った質の高いiPS細胞を
保管するサービスです。
あらかじめ保管しておくことで、必要な時に必要な種類の細胞、組織、臓器を最短で作り、医療に活用することが可能となります。
ご自身のiPS細胞から褐色脂肪細胞を作製し、その際得られた培養上清液を投与することができます。
この上清液には、褐色脂肪細胞から分泌された様々なタンパク質や分子が含まれているため、褐色脂肪細胞と同様の効果が期待されています。
褐色脂肪細胞とは
体内に存在する特殊な脂肪細胞の一種で、主に熱を生成する役割を持っています。
通常の白色脂肪細胞がエネルギーを蓄えるのに対して、褐色脂肪細胞はエネルギーを燃焼して熱を産生するため、体温の維持や寒さから体を守る機能を担っています。
近年では、この細胞が肥満の予防や治療に役立つ可能性があるとされ、研究が進められています。
褐色脂肪細胞は主に新生児に多く見られ、大人になるとその量は減少してしまいます。
褐色脂肪細胞上清液を投与することで、褐色脂肪細胞の活性化や、上清液の中の分泌物を利用して代謝を改善する効果が期待されています。