About Web3

Web3とブロックチェーン

Web3とは?
分散型インターネットとも呼ばれており、次世代のインターネットの概念です。
価値の共創・保有・交換などを行うことが可能で、世界では暗号資産やNFT等のトークンを用いた多様な取引が行われており、さらにメタバース*との掛け合わせも含めた新たなデジタル経済圏の創出が進められています。
ブロックチェーンとは?
Web3の基盤となるデータベース技術です。特徴として『非中央集権性』『データ改ざん不可』『透明性が高い』『システムダウンがない』ことが挙げられます。取引データの塊(ブロック)を鎖のように繋げ、ネットワークに参加している複数人でデータを分散管理することが出来ます。暗号資産やNFTなどの取引や管理が注目されており、医療業界においては医師の診療記録や薬剤師による服薬指導実績をブロックチェーンで管理するといった取り組みも実施されています。 * メタバースはインターネット上に造られた仮想空間のことです。
ユーザはアバターと呼ばれる自身の分身を使用して物品購入や、同じ仮想空間の仲間とコミュニケーションをとることが可能です。

非中央集権性

仲介人を介在させずに、個人同士がデータや価値を直接やり取りできる仕組みです。仲介手数料の削減、スピーディな取引が可能になります。

透明性が高い

データの透明性が高く、過去の取引履歴は全て記録され、一度削除・変更された記録も残ります。また、全ての取引履歴はネットワークの参加者全員が閲覧可能です。

データ改ざん不可

暗号技術を用いることでデータの改ざんを容易に検出でき、不正データは正しいデータに上書きされる仕組みです。

システムダウンなし

取引を行う不特定多数の参加者が、全員の取引履歴をそれぞれで保持しているため、一部のコンピュータがダウンしても他の参加者が取引履歴のデータを保持し続け、データの損失を防ぐことができます。

Web3との連携

メディカルWeb3

再生医療×NFT
iPS細胞の作製を希望されたユーザには「iPS NFT」が発行され、iPS NFTのオーナーになります。オーナーはNFT取引が可能なWeb3上で、iPS細胞のデータを自由に活用できる仕組みです。
NFTとは?
Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略称で、代替不可能な価値を持つものを表します。例えば個人に由来するiPS細胞に関連するデジタルデータなど、全く同じものが存在しない、唯一無二の価値をもつデータを意味します。
個人情報の管理と
最新医療情報の配信
Web3の基盤技術であるブロックチェーンを活用し、EMR(電子医療記録)による先進医療・健康情報管理システムを導入しています。情報の改ざんが不可能なブロックチェーンの技術によって、個人情報を堅牢なシステムで守るとともに、将来的にiPS細胞の医療応用への開発・承認情報の提供や利用患者の健診・医療情報に合致した最新の医療情報の配信により、世間の情報の渦に巻き込まれることなく、適切な医療を選択することが可能となります。